ハワイ島 ワイピオ渓谷
ハワイ島のワイピオ渓谷は水の浸食により作られた場所で、ハワイ島でも最も美しい景色の一つです。この新緑に覆われた渓谷を流れる川はタロ畑の間を曲がりくねって進み、
最後に海へと流れていきます。
360メートル以上の高さから谷底へと流れ落ちる壮大な滝をご覧ください。 600メートル以上の崖の間に横たわる約10キロの渓谷は、ハワイ島独特の、魅了されるような光景です。
ワイピオ渓谷には古代ハワイの王が住んでおり、ハワイ王族の隠れ家としても利用されました。ワイピオ渓谷に「王の渓谷」という名前が授けられたのはその為です。
1823年にワイピオが発見されたとき、そこにはタロ畑、バナナの木、魚のいる池、いくつかのヘイアウ(神殿)、避難所、パカアアラナがありました。
1,500人近い住人がおり、畑を耕したり、釣り、水泳、ルアウなどを楽しんでいました。1,900年代までにはこの固く団結したコミュニティーはいくつかの家、学校、店、レストラン、そしてホテル、郵便局、刑務所、ビリヤードホール、教会を持つまでになりました。
カメハメハ大王がクカイリモク(ハワイの戦争の神)の保護を受けた場所として、ワイピオは聖地でもあり、歴史的な場所でもあります。
カメハメハ大王はワイピオで、ハワイの歴史上最初の海戦に従事し、ハワイ諸島の征服を始めました。カメハメハ王の統治は1819年に彼が亡くなるまで続きました。
この牧歌的な渓谷には、タロの栽培を営む数人の住人がおり、真水の川、蓮池、花、果実樹や砂浜を自由に歩き回る馬が住んでいます。
自然の驚異に包まれた冒険にご参加いただき、ハワイ島の歴史へとタイムスリップしてみてはいかがでしょうか。
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